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がんばらないで自由になるためのブログ

英語の学習は、がんばらないほうが身に付きやすい・・・かも

英語の読み書きスキルを高めようと思っています。

その理由は、海外発のニュースなどを日本語版が出る前にキャッチしたいというのと、日本語訳だとどうしても原文のニュアンスがわかりにくいことがある点です。

今までは、分からない単語が出てくるたびに辞書を引いて意味を確認していたのですが、これが結構面倒な上に、あまり記憶に残りません。

どうにかならないものかと思いつつ試行錯誤していたのですが、3つほどよさそうな方法に巡り合いました。

 

1.辞書で定義を理解した後、簡単な同義語と結びつける

辞書に書いてある定義は、確かに丁寧で正確なのですが、丸ごと覚えるのは大変でした。もともと記憶力に自信がないので特にこの作業は苦手でした。ところが、わからない単語を簡単な同義語と結びつけて整理すると、既に知っている単語の組み合わせで新たな単語をイメージすることができるようになりました。知っていることをベースにして少しずつ新たな知識を広げてゆく感じなので、覚えるための負担が少ないと感じました。

 

2.わからない単語を読み飛ばす練習をするための多読

リーディングの力を向上させるためには多読が良いという話はよく知られています。多読に適した題材は、自分の語学力よりわずかにやさしいものが良いと言われています。そして、辞書を引かずに意味を推測する読み方が推奨されています。実際に中学レベルの内容から多読を始めてみたところ、英文の読み方が変わってきたことに気づきました。以前は分からない単語があると、そこでスペルを一文字ずつ追うような感じになってつっかえていたのですが、語彙レベルを低く抑えた英文をいくつも読んだ後には、読めない単語に出くわしたときに、それを「ナントカ」としてスルーして先に進むようになりました。ある程度読み進めてもその「ナントカ」がわからなければ辞書を引くことになりますが、前後の文章からある程度意味を推測してから辞書を引くので、辞書の定義を見て「やっぱりそうだったか」とか「ああそういうことね」という感じになります。辞書を引いて覚えるというよりも辞書で確認するという感じになるので、以前よりも負担が少ないと感じました。

 

3.単語を覚えるために何度も書かない

新しい単語を覚えるためにその単語を手で書いてみるのは効果的ですが、10回も20回も書くのはしんどい上にあまり効率がよくありませんでした。その代わり、辞書に書いてある定義を2~3回書いてみるのが役に立ちました。私が使っている辞書はCobuild Intermediate Learner's Dictionaryで、定義がフルセンテンスで書かれてるので、単語のスペル、意味、使い方、および文法をまとめて理解することができます。

 

英語を覚えようとしてがんばっていたときには「めんどくさい上に身につかないから続けるのがつらい」ということがありました。しかしながら、上記のようなやり方を取り入れるようになって覚える(暗記する)という努力をしなくなったことで、むしろ効率よく英語が身についてきているような気がします。今のところ、ロイター、ブルームバーグ、ABCニュースあたりの記事はストレスなく理解できるようになりました。

これが自分にとって合っているか、またこれが万人にお勧めできるのかは分かりませんが、しばらく続けてみようと思います。