丸の内のServcorpとStartup Hub Tokyoのコンボで最強のローコストワークスペース
丸の内で会社を設立してそろそろ1か月になります。
起業当初に大きな出費になりがちなのは事務所費ですが、ここ東京丸の内には、起業する人を応援してくれるサービスがたくさんあります。
たとえば、三大都市圏の超好立地のオフィスを商業登記の住所として利用できるバーチャルオフィスがあります。単なる私書箱のサービスから秘書付きサービスオフィスまで、さまざまな種類があります。
ほぼバーチャルじゃないバーチャルオフィスのServcorp
私が今利用しているのは、世界中に拠点を構えているServcorpです。ここは、レンタルオフィスおよびバーチャルオフィスのサービスを行っている会社で、日本国内でも東京・名古屋・大阪・福岡などの都市圏にいくつもの拠点を持っています。私の拠点は、丸の内二丁目の郵船ビルディング(皇居の目の前)です。
Servcorpの中で特に便利なのがバーチャルオフィスサービスです。これは、「登記可能な住所」、「固定電話番号」、「電話対応秘書サービス」が含まれており、オフィスを賃貸して電話番を雇うのと比べて劇的にローコスト・ハイクオリティなものとなっています。さらに、バーチャルとは言うものの、契約拠点に設けられているコワーキングスペースと無線LANを利用できる権利もついているので、その拠点に普通に出勤して仕事することもできます。
Servcorpバーチャルオフィスの唯一の欠点・・・
ほぼ完璧なオフィスサービスを提供してくれるServcorpですが、バーチャルオフィス契約の場合には1つ欠点があります。それは、「コワーキングスペースの利用は、8:30~17:30のうち1日当たり3時間まで」「ビル休業日(土日)は利用不可」などの時間制限があることです。
がっつり仕事をしようと思うと3時間は短いし、土日に作業できる場所も欲しくなることもたまにあります。
Servcorpで3時間+その後Startup Hub Tokyoというコンボ技
この時間制限の問題を鮮やかにクリアするのが、Startup Hub Tokyoです。こちらは、創業を支援するための東京都の施設なのですが、所在地は丸の内二丁目で、東京駅や地下鉄二重橋前駅からのアクセスが抜群です。そして、Servcorp丸の内郵船ビルディングから2ブロック歩いたところ、徒歩3分くらいの場所にあります。
ここには、無料のコワーキングスペースがあります。コワーキングスペースはカフェのようなスタイルで開放的なレイアウトになっています。また、飲食自由ですし、創業に関する相談・法律相談なども無料で受けられます。Startup Hub Tokyoのコワーキングスペースは、基本3時間+その後空きがあれば2時間ずつ延長可能という感じで、空きさえあれば延々と(平日10:00~22:00/土日祝10:00~18:00)使うことができます。
ServcorpとStartup Hub Tokyoを組み合わせて利用すると、丸の内二丁目の中で以下のように仕事をすることができます。
9:00 Servcorpへ出勤 午前業務開始
12:00 午前業務終了 ランチへ
13:00 Startup Hub Tokyoへ移動 午後業務開始
16:00 一旦締め+空いていれば延長
Servcorpで契約している固定電話は、自分の携帯電話から固定電話番号で発着信できる優れものなので、Startup Hub Tokyoのコワーキングスペースにいるときにも会社の固定電話番号を普通に利用できます。つまり、このコンボによって、丸の内で計6時間(+α)のデスク作業ができるわけです。これってすごいと思いませんか?
カフェで作業すると飲み物とか頼まないといけませんが、Servcorpはコーヒー&牛乳が飲み放題かつ飲食持ち込み自由ですし、Startup Hub Tokyoも飲食持ち込み自由です。